2013年10月31日木曜日

ふくしま会議2013に参加して

2013年9月28日、福島市MAXふくしまA・O・Z(アオウゼ)において、福島の未来をつくるために語り合う会議『ふくしま会議2013』が開催されました。


会津みしま自然エネルギー研究会も『来て・見て・作って!自然エネルギー♪』のコーナーで自然エネルギー展示と体験学習を行いました。


□ふくしま会議2013 来て・見て・作って!自然エネルギー♪ 
http://www.fukushima-kaigi.jp/?p=224



 


展示したのは今まで研究会で着々と製作してきた、ハブダイナモ利用の小型水力発電機、太陽光発電模型、風車発電機模型、そして先日三島小学校6年生と製作した、ピコピカ発電機です。



まずはハブダイナモ利用の小型水力発電機から紹介です。

こちらは合板で作成した小型水車です。
水車の軸には、自転車ライト用のハブダイナモが使われています。
ハブダイナモから出ている電線はLEDライトにつながっていて、水車を回すと光ります!

自転車の車輪をそのまま生かした小型水車です。
水受けは、ペットボトルで作られてます。

軸に使われているハブダイナモの拡大です。「6V 2.4W」と書いてあります。



みんなに回してもらって、水車の発電を体験してもらいました。
回すとLEDがピカピカ光ります。回せ、回せ!

もっと、もっと!



 9月に三島小学校6年生と恊働で製作し設置したピコピカ水車を、一時的に設置場所から取り外し展示しました。普段は発電された電気で、三島小学校の卒業制作である壁画の看板を昼夜ともに明るく照らしています。



・ピコピカ水車は「螺旋式水車」というように、らせん状の羽で水の力を利用します。
水車には、製作した小学生たちのサインが記されています。


ふくしま会議のスタッフの方も興味津々です。




自然エネルギー体験学習も行いました。ペットボトルで作る風力発電機の製作です。


・ペットボトルを切って、風車の羽を作ります。


・モーターに、ペットボトルの羽を取り付ける台を差し込みます。




両面テープを貼付けて・・・


・ペットボトルの羽をくっつけると完成です!
風車が回ると、取り付けたLEDランプが明るく点灯します。



 

子供達はもちろん、大人の方も参加してくれました。




教えてくれたのは、加藤先生です。




ふくしま会議2013『来て・見て・作って!自然エネルギー♪』のコーナーでは、研究会の展示・体験学習の他にも、寺木秀一先生の風力発電と水力発電の原理がわかる体験工作、いわき明星大学のペルチェ素子(熱電変換素子)を使ったエネルギー体験、福島の各地域での自然エネルギー推進活動をしている団体の取り組み紹介などが行われていました。



□過去のふくしま会議
Slowtimes.net 「明日を生きる」「未来をひらく」ふくしま会議2011
47NEWS【寄稿】ふくしまはいま、どんな状況なのか―若手世代が内側から見つめて
福島県いわき市民・伊藤江梨
http://www.47news.jp/47gj/furusato/2012/12/post-886.html

2013年10月10日木曜日

イベント情報

一般社団法人 会津自然エネルギー機構主催のイベントです。
「山を考える 山に学ぶ」
 
会津の森林資源を持続的に活用するにはどうすればいいのか、
エネルギーへの活用はどう考えたらいいのかを、実践的に推進するための学びの場です。
 
基調講演 「森が地域経済をつくる」 ~木質バイオマス資源とエネルギーを考える~三浦 秀一氏(東北芸術工科大学 建築・環境デザイン学科教授) 
 
日時 10月12日(土)  14:00~16:00
会場 大和川酒造 北方風土館 福島県喜多方市寺町4761
参加費 500円
 
 

ホームページが新設されました。

会津みしま自然エネルギー研究会のホームページが完成しました。

HP:http://www.amre.jp/  随時更新をしていきます。

継続的に活動報告などの詳しい内容は、こちらのブログと併用して運営をしていきますので、
ご閲覧宜しくお願い致します。

三島小学校6年生と授業

三島小学校6年生の授業の一環で、自然エネルギーについての学習と
マイクロ水力発電の組み立てと設置を行いました。

今年の3月から教育委員会に掛け合い、小学校と協議をしやっと実現しました。
発電機の設置には、水路を管理する土木事務所・宮下地区の協力もいただきました。



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・メンバー二瓶さんの授業です。
実験を交えた内容だったので子供たちも、楽しんでいました。




・マイクロ水力の組み立てです。今回は市販のピコピカを購入しました。
初めてドライバーを使う子も多く、メンバーが道具の使い方も指導しました。



・水車の羽には、ペットボトルをリサイクルしたものが使用されています。
組み立て1時間と少ない時間の中、子供たちのおかげで組みあがりました。

 





・設置場所は小学校脇の側溝です。
その上には、子どたちが描いた壁画があります。今回はその看板にライトを当てます。




・装置は大人二人でもてるほどの大きさです。
側溝のふたを開け、入れるだけです。側溝の幅は50cmです。




・水車の羽や天面には、子供達の名前や絵が描かれています。






 ・24時間運転中、看板を照らすことができました。
この小さな光が、町全体に広がるように取り組みを続けていきます。
 
 



・新聞の記事にもなりました。